遠心分離応用機器の総合メーカー『日本スリーエム』。こちらでは、高効率サイクロン『SGセパレーター』の製造工程をご紹介します。


製造工程

高効率サイクロン『SGセパレーター』は、独自設計の分離機構をもとに、溶接や試験、検査などの諸工程を経て、確かな捕集能力を確保しています。当社にサイクロン製品を依頼される際は、どうぞご参考ください。

  1. 部品1

    サイクロン捕集管の溶接を行います。


  2. 部品2

    サイクロン捕集管に続き、チャンバーの溶接を完了させます。


  3. 仮組み

    枠組みによって、正確にサイクロンの猫脚を仮組みします。


  4. 浸透深傷試験(2液) 浸透深傷試験(1液)

    浸透深傷試験(1・2液)

    溶接で発生した深い傷や、ピンホールの有無を検査します。


  5. 気密試験

    所定の内圧をかけて、発泡剤による漏れの有無を検査します。


  6. 寸法検査

    検査図面に基づいて各部の寸法を測定、許容誤差範囲内であることを確認します。


  7. 酸洗

    ステンレス製溶接線の焼けや加工中に付いた表面の汚れを酸を用いて落とし、水洗を施します。


  8. 完成品

    酸洗の後、内外面を確認のうえ、各部にパッキンなどを組み込み、完成を迎えます。


  9. 荷積

    吊り金具を使用して水平吊りにし、トラックに積み込んで固定します。


  10. 出荷

    チャーター便で目的地に向けて発送します。


  11. SGセパレーター据付例1

    スプレードライヤーの排ガスと共に排出される微細粉体を捕集するためのSGセパレーターです。


  12. SGセパレーター据付例2

    地上架台に4基並列仕様で据付。廃材焼却煤麈の集塵を行うSGセパレーターです。
    <高温多湿ガス処理仕様>


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